女性のからだはゆらぎやすい
女性の体はふとした時に不調になりがち。
それは毎月、生理で血液を失うから。
年とともに変化する女性の体は、出産、子育てという環境の変化に、大きくホルモンの影響を受けてしまいます。
自然な流れとして受け止めて、体調の変化やストレスに適応していけると良いのですが、忙しい現代社会では自分をいたわることすらできない女性が多いのが現状です。
40代に入っても、女性としての自分の体を大切にしないままでいると体調を崩してしまいます。
それは女性ホルモンが激減する年齢が近付いているから。
女性ホルモンの分泌量が激減する40代半ばからは体の不調が現れることも。
更年期障害も心配になる年齢です。
まだまだ若い人には負けないわ!なんて肩ひじ張っていませんか?
もう40にもなると体が悲鳴をあげるわ・・なんて肩を落としていませんか?
すこし生活を変えて自分にゆとりを作ってあげてもいいころかも。
仕事に家事に、どちらも頑張らなきゃ!
自分が頑張らなきゃ!!
と自分を追い込んではいませんか?
ずっと付き合い続けなきゃならない自分のからだ。
少しは自分のために時間を作ってみませんか?
今回は40代女性が陥りやすい体の不調をよく見てみましょう。
- 女性ホルモンの分泌量が激減する頃に増える病気
- 40代の体調不良を防ぐためのストレス対策法
- あえて「あきらめる」こともラクになる方法のひとつ
- 一人時間を意識的にとる
- それ必要?あえて手を抜いて生活をラクにする
女性ホルモンの分泌量が激減する頃に増える病気
女性ホルモンが減少すると、今までの自分の体とは違うような、思いもかけない症状が体に現れるようになります。
それが更年期障害と呼ばれる症状です。
私はそんな年齢じゃないわ!なんて否定しないで。
30代でも若年更年期障害なんて症状が出る世の中ですから、30を超えたら注意しなきゃ!!くらいでちょうどいいストレス社会なんです。
だからこそ、意識的に自分の体の声を聴いてみましょう。
ちなみに40代ごろに注意していきたいのは
- 更年期障害
- 子宮体がん
- 卵巣がん
- 乳がん
怖い病名も増えてきますが、一番の薬はストレスをためないこと
責任感が最大になる年齢。
誰からも頼られる働き盛りな年齢です。
そんな時「自分が倒れたら大変なことになってしまうから」と我慢しすぎてしまうのは良くありません。
ふだんから健康に気をつけた生活を取り入れ、フルーツや納豆、豆腐などを意識的に食事に取り入れはじめましょう。
自分のストレスを減少させるためにも、意識的に動いてみませんか?
更年期障害ってこんな症状
更年期障害は以下のような症状があります。
- 顔のほてり・のぼせ
- 胸の痛み・動悸
- 肩こりや腰痛
- 手足のしびれ
- 立ちくらみ、めまい
- 生理不順・不正出血
特に、ほてりと動機に関しては世間一般によく言われる症状です。
みんな避けて通れない道とはいえ、症状が出ている本人にとってはとても苦しい症状ばかりです。
これらは女性ホルモンの減少がきっかけで始まるので、女性ホルモンと似た効果を発揮する大豆イソフラボンの効果が期待できます。
また、更年期障害には、
- 常にイライラする
- 不安を感じる
- 眠れない
という症状もあるので、不安のあまりに欝々とした気分でいるようであれば、一度病院を受診してみてはいかがでしょう。
40代の体調不良を防ぐためのストレス対策法
女性ホルモンが減ることは仕方のないことですが、ストレスを減らして、ホルモンバランスのゆらぎを安定させることで、体調がマシになることも。
そんなときのおすすめがペットを飼うこと
自分より小さくてもふもふしたペットたちは、疲れた心を癒してくれます。
早くも子どもが自分たちの手を離れていった子育て世代の方も、
独身のまま働き続けた職場で後輩の人材育成の励んでいる方も、
結婚で社会からは退いたけど子宝に恵まれなかった方も、
ちいさなペットたちは、その体いっぱいに愛情を受け、疲れた毎日の救いになってくれます。
どうしてもペットが飼えない状況であれば、植物を育ててみてはいかがですか?
ものを言わない草木や花も、愛情をもって育てると大きく育ち、きれいな花を咲かせてくれます。
プランターで家庭菜園をして、ミニトマトができるのも楽しいですよ。
なにかを一から育てて、果実を実らせるという経験は分かりやすく達成感を味わえます。
一度、初心に戻って何かを育ててみてはいかがでしょうか。
あえて「あきらめる」こともラクになる方法のひとつ
40代ともなると、自分の人生において「やれること」と「やれないこと」の分別もつくようになり、目の前にある課題をひたすらこなす我慢の時期です。
自分ではどうしようもできないことも目につく時期になります。
「自分がやらなきゃ!」
「どうして誰も気づかないの」
しっかり者が多い世代なので、気になることも多いでしょう。
気が抜けない場面に直面することも多いですが、意識的にラクをすることを目標に!
後輩育成や、子どもの教育に一生懸命になることも大切ですが、何もしないほうがかえって自立心を育てることもあります。
あえて一度は「あきらめる」ようにすることで、程よい距離をとれ、あらためて良い関係を築くきっかけになることがあります。
押してダメなら引いてみる
これで自分と相手のストレスを減らしてみませんか?
一人時間を意識的にとる
一人時間が確保できていると、それだけでも余裕ができてきます。
自分だけの時間の大切さは若いころには分からないものですが、今なら分かる!!という人も多いのではないでしょうか?
プライベートと仕事はしっかりと分けられていますか?
仕事の気分を引きずったまま家庭に戻っていませんか?
イライラした気分のまま帰宅するより、10分でいいのでカフェでコーヒーを飲んで一人で考えてみませんか?
ご褒美に甘いものを食べてみるのもいいかもしれません。
夕食に影響が出ない程度であれば、ご褒美もたまにはおいしいですよ!
スターバックスのようなスイーツ的なコーヒーショップはカロリーが高いので、寄るのであれば「純粋にコーヒーを楽しめそうなカフェ」がおすすめ。
個人的にはカフェ・ベローチェがおすすめです。
飲み物の価格も安く、家計にも響きにくいので罪悪感なくゆっくりしやすいです。
それ必要?あえて手を抜いて生活をラクにする
仕事と家事を両立する女性ほど、体に不調が出やすいもの。
だけどお金が解決する問題もあります。
少しの家事なら自分で頑張るのもいいですが、一年に1回は家事代行サービスでプロの力を頼るのも一つの方法です。
たまりにたまった汚れを、一から掃除するとなると大変!
お掃除ノウハウはネットで検索すれば見つかりますが、結局するのが自分となるとおっくうなものです。
自分でしなきゃとなると、どこから手を付けてよいものか分からなくなりますが、年に一度くらいなら、外部サービスに甘えてもいいのではないでしょうか?
サービスによっては五千円や1万円などからプランを選ぶこともできるようですよ。
こちらのサービス「家事代行のMyエプロン」は、初回は五千円で2時間のサービスを受けることができます。
もう家事をやる力も残されてない・・・なんて働き世代の40代には、一度は使ってほしいサービスです。
他にもお掃除ロボや食洗器など、現代には便利なアイテムがあるので、手を抜くための投資をしてみてはいかがですか?